Barrels&Alternatives

世界トップ10に入るクーパレッジ(製樽会社)であるTN Coopers(TNC)の日本総代理店として、樽熟成からもたらされる情緒的価値と新たな味覚領域をすべてのアルコールカテゴリーの生産者に提供していきます。

TNCは、ワインとスピリッツ大国であるチリに唯一存在するクーパレッジ(製樽会社)です。

チリは世界6位のワイン生産国であり(2018年)、Conch y ToroやVina Sanpedro Tarapaca、Santa Rita Estatesなど世界的なワイナリーが多数存在しており、ピスコと呼ばれる蒸留酒の一大産地でもあります。TNCは、これらのチリ国内の巨大ワイングループやピスコの生産者のみならず、Jose CuervoやLVMHグループといったハイエンドの蒸留酒の生産者にも高品質な樽を提供し続けています。

樽の種類は、フレンチオークやアメリカンオーク、アカシアなどを取りそろえ、寒冷地パタゴニアに自生するレンガと呼ばれる木も樽材として使っています。

樽だけでなく、ステーブ、チップなどのAlternativesやフーダーも取り揃えています。

樽の持つ特徴は、木の産地や種類だけでなく、シーズニングと呼ばれる天日で数年かけて乾燥させる工程が大きくかかわり、シーズニングは、樽のテロワールとも呼ばれることがあります。クーパレッジごとに樽の性質が異なるのはそういった背景も寄与しています。

TNCは、Convectionという一度に6つの樽を”狙った品質”でtoastする独自技術を要しています。その結果、高品質な樽をリーズナブルな価格で生産者に提供することを可能にしました。

Convection以外にも火を使うTraditinal toastもあります。Convectionの方が狙った品質を実現でき、再現性が極めて高いので人気があります。

Convection Toast後の樽。
Traditional toast(火をつかったトースト)後の樽

樽、Alternatives,フーダーに関する問い合わせ
info@sakeexperiencejapan.com

【参考】2021年10月20日 酒類飲料日報に掲載されました。この記事は食品産業新聞社様の許可を得て掲載させていただいております。